国際共同委員会


1931年にフランスとドイツのロータリアン達は「プチ・コミテ」を組織しました。
これはこの二つの隣国の人々の間により良き関係を助長するという目標をもった小さなグループです。この時以来ヨーロッパ中のロータリアン達は、国境を越えたロータリアンとロータリー・クラブの間の交流を鼓舞するため国際共同委員会をつくる道を取って来ました。
 国際共同委員会は今や世界の多くの国々に設立されており、交友の促進、世界社会奉仕プロジェクトや学生交歓その他国民と国民の間の理解を増進するための活動を主催する協力をしております。国際共同委員会はロータリアンとその家族達が国境を越えて訪問し合う発起人となったり、都市間の会合や会議を取決めたりすることもしばしばあります。
 時々は、世界の各地方の縁組みまたはパートナーとなった地方との親善と友情を助長するために非常に遠く離れた国と国との間で国際共同委員会が創設されることがあります。国際共同委員会はそれぞれの国の地区ガバナー達と協力調整し合って、いつも助言者としての役割で地区とクラブに辱くします。
 国際共同委員会は、ロータリー・クラブとロータリアンが「第四の奉仕部門」、即ち、国際的な理解と善意と平和の増進、の責任を果たすためのもうひとつの手段を提供するものです。