ロータリー・クラブと提携した婦人グループ


ロータリー奉仕の非常に重要なプログラムのうちでロータリアンによって実施されていないものが、いくつかあります。これは本当の話です。というのは世界中でロータリアンの夫人たち、その他ロータリーに協賛している婦人たちの団体が主催しているプロジェクトが沢山あるからです。
 婦人たちのグループー −多くの場合、ロータリーの婦人たち、ロータリー・アン・クラブ、ダマ・ド・ロータリー、ロータリー夫人たち、あるいはもっと公式的な団体としては、インナーウイール(内側の輸)などの呼称を持つ− がそれぞれの地域社会の中で毎年何百という博愛、奉仕の注目に値するプロジェクトを実施しています。これらの婦人グループは学校、幼児診療所、衣食配給センター、病院施設、孤児院、老人ホーム、その他の奉仕活動組織などを設立したり、働く母親たちのための託児所の仕事に多くの場合、日替りでボランティア仕をしたり、青少年交換学生のための必要な財源を供与したりしています。通常は、これらの婦人グループはその地域のロータリー・クラブが行う奉仕活動プログラムの補佐的役割を果たしています。これらの婦人グループの多くはそれぞれの地域のプロジェクトの他に国際的な奉仕プロジェクトを活発に行っております。
1984年に国際ロータリー理事会は、ロータリアンの婦人親族たちのクラブや団体のすばらしい奉仕活動や同好の集まりを認めて全てのロータリー・クラブがそういう非公式の団体を主催するよう強く勧めたのであります。