ロータリーの広報活動


歴史的にみると、ロータリアンは、ロータリーは広報を追求すべきではなく、むしろ私たちのすばらしい業績が自ら物語るようにさせるべきだという神話を不朽にしました。1923年の方針の中にある「ロータリー・クラブが奉仕活動を選ぶ場合に宣伝をその主たる目標としてはない」という声明は、しばしばロータリー・クラブは宣伝と広報活動をする努力を避けるべきである、という意味に解釈されていました。実際は、しかし、1923年の声明が更に述べているのは、「ロータリーの影響力を拡大する一つの方法として、クラブが立派に遂行しれ有益な事業については正しい広報が行われるべきである」ということです。
 もっと現代風な広報の哲学が1970年代半ばに採択されましたが、それは次のように述べています。もし、ロータリーの綱領とプロクラムヘの理解、評価、支援を育成し、人類へのロータリーの奉仕を広げるなら、「良い意味での宣伝、好ましい広報、肯定的イメージは、ロータリーにとって望ましく不可欠の目標です」。
 立派に遂行された奉仕プロジェクトはロータリーの一番見事な広報だと考えられます。ロータリー・クラブがその達成した奉仕プロジェクトについて一般の人々に知らせるため、あらゆる努力をすることは極めて大切です。
 ロータリー・クラブと地区が効果的な広報活動を考慮するに際しては、ロータリアンがロータリーのことを考えるとき、私たちの高尚な目標と動機のことを考えるということも重要です。しかし世間の人は、ロータリーのことを考えるときは、私たちの実行した活動と奉仕のことしか考えられていないのです。