ロータリーのモットー(標語)

国際ロータリーの最初のモットーである「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」というのが1911年8月オレゴン州ポートランドで催された第2回ロータリー大会で承認されました。この文言はシカゴのロータリアン、アート・シェルドンによって初めて提言されました。彼は1910年の演説に、「その仲間に最もよく奉仕する者が最も多く報いられる」という文言を入れたのです。同じ頃にミネソタ州ミネソタのロータリー・クラブ会長であったベン・コリンズは、ロータリー・クラブを組織する適切な方法は彼の所属クラブが採用していた「無私の奉仕」という原則を貫くことだという意見を述べました。上の二つのスローガンは、若干修正されて、1950年のデトロイト国際大会で公式モットーとして正式に承認されました。「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」と「超我の奉仕」の二つです。1989年の規定審議会は「超我の奉仕」というのをロータリーの第1標語として定めました。というのは、これが利己的でないボランティアの奉仕の哲学を最も良く説明している文言だからです。