ローターアクト


1960年代初期に高等学校年令の若者たちのための「インターアクト・クラブ」が成功を収めた後、国際ロータリー理事会は1968年に「ローターアクト」を発足させました。この新しい組織は、18才から30才までの青年男女のクラブに於て責任能力をもつ市民の資質と指導者としての能力を助長しよう、という意図でつくられたものです。最初のローターアクト・クラブはノースカロライナ州のシヤーロット・ノース・ロータリー・クラブの提唱で結成されました。1998年には139ヵ国に6,000を超すローターアクトがあり、その会員は139,000人以上となっています。
 ローターアクト・クラブは、個人の成功と地域社会とのかかわり合いの基礎となる個人個人の責任の重要性を強調します。各クラブは、毎年、少なくとも2つの奉仕プロジェクトを実施するよう要請されています。一つは社会に奉仕する、もう一つは国際理解を増進するプロジェクトです。ローターアクトはまた、リーダーシップを育成し、国際理解を高めるための機会も提供します。ロータアクターたちは地域社会をもっと良くするというプログラムの他にたくさんの社会的な活動を経験します。ローターアクトの存立は、ロータリー・クラブが継続的に提唱し、指導し、相談に乗っているときだけ可能なのです。ローターアクトのプロクラムは「奉仕を通しての友情」という標語を中心にして形成されます。