公式のロータリー旗

公式の旗が1929年のテキサス州グラスにおける国際大会で国際ロータリーによって正式に採用されました。このロータリー旗は白地に公式に決められた金色の車輪の紋章を中央に配してあります。このロータリーの歯車の縁にある4箇の凹部はロイヤル・ブルーに着色されています。ロータリー(Rotary)とインターナショナル(International)という語が車輪の緑の上部と下部の凹部にプリントされていますがこれも金色です。ハブ(車輪の中心部)のシャフト(軸)と車輪の楔穴は白です。
 最初の公式ロータリー旗は1915年1月ミズリー州カンザスシティーで掲揚されました。1922年には小さなロータリー旗が米国バージニア州ウインチエスター・ロータリー・クラブの会員リチヤード・バード提督によって南極点上に運ばれて行きました。その4年後、同提督はロータリー旗をその北極探検旅行に携帯持参したのです。
 この公式ロータリー旗をクラブ例会でバナー(旗じるし)として使用しているクラブがかなりありますが、そういう場合は「ロータリー・クラブ(RotaryClub)」の語を車輪の標識の上部にプリントし、当該国の州と市の名をこの標識の下部にプリントしたものを使用するのが適切です。
 ロータリー旗は、国際ロータリーのすべての国際大会と公式行事にはいつも目立つ場所に掲揚されると同様に国際ロータリー世界本部にも常に掲揚されています。