ロータリー財団の恒久基金


ロータリー財団の創始者、アーチ・クランフは次のようにように述べています。
「私達は、財団を、今日とか明日ではなく、これからの長い年月や世代という見地から眺めなければなりません」と。ロータリー財団の恒久基金が、ロータリーの教育的、人道的プログラムの将来を決定する重要な方法であると考えられているのは、このような理由からです。これまで「世界理解と平和のための基金」と呼ばれていたこの基金に対する寄付は、将来に備えて投資され、投資からの収益のみが財団の各プログラムに使われます。究極的には、恒久基金は、プログラム活動が常に最少限度実施されるように保証するものであり、将来、新しいプログラムを開始したり、現行のプログラムを拡大することができるよう、財団の援助の不足を規則的に確実に補うように意図されたものであると言えるでしよう。
 財団は、遺産計画に、基金に対して寄付することを付記し、あるいは、基金に米貨1,000ドル以上の無条件寄付をする人をロータリー財団ベネファクターとして特に表彰しています。1998年、全世界を通じベネファクターの数は、36,000を超えるものとなっています。