薬物濫用防止


薬物とアルコールの濫用は全世界を通じ驚くべき比率で上昇しています。この問題は犯罪、暴力、貧困、児童および配偶者虐待、エイズ、ホームレス、その他の社会の病根と密接に関連しています。
1980年の初期、国際ロータリーは、クラブがその地域社会内の問題を評価し、それと闘う資滞を見極めるよう鼓舞し、薬物反対キャンペーンを開始しました。防止教育こそロータリー活動の最も優れた投資であると断定したRIは、フォーラム、傑出したプロジェクトを実施したクラブや地区の表彰、ザ・ロータリアン誌また他のRI地域雑誌でのハイライトを通じて薬物濫用防止に焦点を合わせることにしたのです。
1992年、RI理事会は薬物濫用防止に対する公約を刷新し、本組織の10年間計画による強調事項といたしました。RIはロータリー・クラブが政府および民間団体と協力して次のように行なうことを奨励しています:
 ■薬物濫用を取り上げる地元のプログラムについて会員や地域社会の認識を高める;
 ■若い人たちに確りした価値観と自尊心を植え付ける薬物濫用防止プログラムを実施し、支援する;
 ▲家庭に基盤を置く薬物中毒者治療プログラムを地元で支援する。
 クラブはどのように答えたと思いますか?薬物・アルコール中毒治療およびリハビリ施設に金銭を寄付したところもあります。地域社会を教育し、薬物を使う危険のある青少年に代わりの活動を提供し、若い人たちを、彼らに自尊心を植え付けられるようなロータリアン指導者と組み合せるプロジェクトを始めたところもあります。健康で、希望に輝く未来を確約するために、ロータリー・クラブは、今日、薬物濫用防止を積極的に続けてゆかなければならないのです。