100パーセントの出席率

いつも例会に出席するということが強い活動的なロータリー・クラブにとって必須です。例会への出席を強調することは1922年に溯り、この年に国際ロータリーでは全世界にわたって出席競争を行い、それが起因となって幾千のロータリアンが年々100パーセントの出席率を達成するに至っております。多くのロータリアンは自分のクラブで100パーセントの記録を維持し、または他のロータリー・クラブ例会でメーク・アップして100パーセントにすることを大いに誇りとしています。
 ロータリーの細則では、会員がすべての例会を合わせてその60パーセントだけ出席すればよいという条件になっていますが、実際は100パーセントが望ましい水準だという習慣が出来たのです。ロータリーが例会出席を強調している理由は、各会員はその所属する仕事や職業の分野を代表しているものであるため、どの会員が欠席しても、クラブの会員の多様性とそれから各会員の個人的な仲間意識という価値が奪われる結果となるからです。出席率について、特別な理由で出席できない時にはその会員にその分の出席のクレジットを与えたり、出席義務をゆるめてはどうかという提案が出されることも時折ありました。クラブはこのような提案を規定審議会で否決しています。