国際親善奨学金


ロータリー財団の国際親善奨学金プロクラムは、世界でも最大の私設による国際奨学金プロクラムです。1947年、ロータリー財団は、初めて、11ヵ国から、1年間海外に留学し、親善使節として奉仕する、18人の「ロータリー・フエロー」に奨学金を授与しました。をれ以来、ロータリー財団では、全世界の105ヵ国で勉強する125ヵ国の若い大学生30,000人以上に、およそ米貨3億3,500万ドルの奨学金を授与しました。
 奨学金プログラムの目的は、異った国の人々の間に国際理解と友好関係を増進することにあります。奨学生は、ロータリーや非ロータリー・グループの会合に公私にわたり出席し、受け入れ国において優れた親善使節としての役割を果たすことが期待されています。各奨学生には容易にロータリーに関与し、またホスト国の文化に溶け込めるように、ホスト・ロータリアン顧問が指定されます。
 1994−95年度以来、ロータリー財団は、1学年度国際親善奨学金に加え、新しい2種類の奨学金を支給しています。マルチ・イヤー国際親善奨学金は、2年または3年間の留学を通じ、特定な分野で学位を取得しようとする学生に授与されます。文化研修のための国際親善奨学金は、3ヵ月あるいは6ヵ月の集中的語学研修と他国の文化の体験に授与される奨学金です。
 ロータリー財団奨学金は、明日のリーダーの教育に対する投資ばかりでなく、国家間の繋がりを強化し、世界理解と親善の増進を目指すに当たっての重要な一歩であります。