RYLA(ロータリー青少年指導者養成プログラム)


毎年、夏に何千人という若い人々が選ばれて米合衆国、オーストラリア、カナダ、インド、フランス、アルゼンチン、韓国その他多くの国々で開かれるロータリー主催の青少年指導者養成キャンプやセミナーに出席します。形式ばらない打ち解けた野外の穿囲気の中で優れた若い男女のグループが個人の開発、指導者としての技偏、そして良き市民の資質を増進するように企画された討論、感銘を与えるような演説、指導者訓練、そして社会活動という意欲をそそるプログラムに一週間を過します。この活動の正式名称は「ロータリー青少年指導者養成プロクラム」(RYLA)と言いますが、この行事はその時々に応じて「キャンプ・ロイヤル」、「キャンプ・エンタプライズ」、「ユース・リーダーズ・セミナー」、「ユース・コンフェレンス」その他の名称で呼ばれます。
 このRYLAプログラムは1959年の8月にオーストラリアで始まりましたが、その時はクィーンズランド州全体から若い人たちが選ばれ、クィーン・エリザベス二世の若いいとこであるプリンセス・アレキサンドラと会見しました。その時の参加者のホスト役を努めたブリスベーンのロータリアン達はこれらの若い指導者の優秀性に感銘を受けまして、それから若い指導者たちを毎年一回集めて社会的、文化的、教育的活動の一週間を過ごさせようということが決められたのです。この時からこのRYLAプログラムはオーストラリアとニュージーランドのすべてのロータリー地区に広まり、1971年には国際ロータリー理事会がRYLAを国際ロータリーの正式のプログラムとして採択したのです。