RI世界本部


国際ロータリーの本部は、ずっと米国イリノイ州シカゴ地方にあります。最初はシカゴ市の中にありましたが、1954年に魅力あふれる新しいビルが近郊のエパンストンに完成開館されました。このリッジ・アベニューのビルは1980年までロータリー事務局の必要な容量は満たしていましたが、新しい行事計画の増加やロータリー財団の拡張や新規のポリオ・プラスで、この本部ビルが極端に立て混んできて職員たちは近くの補充事務所ビルに入らなければならなくなりました。
 近代的な18階建のピルが1987年にエパンストンの商業地区で手に入った時はロータリーの必要な広さの面積と、将来、何年にも亘って必要となる面積の拡張にも充分間に合うように見えました。このガラスとスチールの構造物は1977年に建造されたものですが、40万平方フィート(37,160平方メートル)の床面積がオフィス用、その他の使用可能なスペースです。このビルは国際ロータリーが購入し、そのスペースの3分の2を商業を営むテナントに賃貸してありますが、これもロータリーが将来もっと大きくなって、このスペースが要るようになる時までです。 
このビルは190席の広さの講堂、大きな駐車用ガレージ、300席のカフテリヤをはじめ、この世界本部の400人の従業員が働けるオフィスのスペースがあります。18階にある役員用のスウイート(一連の部屋)には国際ロータリーの理事会や委員会の会議用の部屋もありますが、これらはRI会長、会長エレクト、財団管理委員会委員長及び事務総長用のオフィスに付随して設けてあるものです。本部を一箇所に置くいわゆるワン・ロータリー・センターは、将来、多年にわたって国際ロータリーの効率のよい運営に貢献するでしよう