国際ロータリー事務総長


国際ロータリー事務局の日常業務は、ロータリーの最高専務職員である事務総長の監督下で行われています。事務総長は国際ロータリー理事会と会長に対して責任を負うものですが、事務局を構成する500名近い職員の日常業務の管理を行います。
 事務総長は国際ロータリー理事会の幹事の役を果たしますが、またロータリー財団管理委員会の監督下にあってこの財団の最高執行及び財務担当職員でもあります。また規定審議会や地域大会や例年の国際ロータリー年次大会に加えて全てのロータリー委員会の幹事でもあります。「事務総長書翰」は世界中のロータリー役員に最新の情報を提供するものです。
 事務総長は国際ロータリー理事会によって5年を超えない任期で任命されますが通常は再任されます。1910年以来9人の方がこの役職を務めました。チスリー・ぺリーは初代の事務総長で、1910年から1942年まで務めました。その他の方々はフィル・ラブジョイ(1942−52)、ジョージ・ミーンズ(1953一72)、ハリー・スチュアート(1972一78)、ハーブ・ピグマン(1979ー86)、フイリップ・リンジー(1986−90)、ペンサー・ロビンソン,Jr(1990−93)、それからジェフリー・ラージ(1995−97)です。ハーブ・ピグマンは1993年に再任されました。現在の事務総長、S.アーロン・ハイアツトは1997年に就任しました。
 ロータリーの歴史全体を通じて私たちの事務総長たちの人格的な影響と管理運営手腕がロータリー・クラブのプログラムや活動の行路の形成に重要な意義を持って来ました。