「各ロータリアンは青少年の模範」



若い人たちへの奉仕に関する国際ロータリーの公式文書の多くには特別の標語が見られるでしょう。「各ロータリアンは青少年の模範」と。この標語は1949年に国際ロータリー理事会が、ロータリー・クラブ所在の各地域社会の子供たちや青少年たちへの献身の表現として採択したものです。若い人たちへの奉仕というのは長い間ずっとロータリーの活動プログラムの重要な一部となっているのです。
 青少年への奉仕の活動計画(プロジェクト)は世界中で多くの形を取っています。ロータリアンが主催しているものには、ボーイスカウト隊、ガールスカウト隊、運動競技チーム、障害児童センター、学校の安全パトロール、夏期キャンプ、リクリエーション場、安全運転講習会、共進会、育児センター及び子供病院などがあります。多くのクラブでは職業相談を提供し、青少年雇用プログラムを確立し、そして「四つのテスト」の活用を促進しています。麻薬とアルコールの濫用防止やエイズの認識プロジェクトがロータリアンによって益々支持されて来ています。
 すべての場合においてロータリアンにはその地域社会の若い男女のために社会の一員としての役割の手本となる機会があります。人は他の人々のやり方を見て奉仕することを教わるのです。私たちの地域の若い人立ちも成長して大人となり指導者になるのですから、そのひとりひとりが子供たちと若者たちの将来の世代に奉仕するという同じ願望と精神を達成することが望まれるのです。
 40年以上前に採択されたこの標語は今日でも全く同じ重要性を持っています。
それはまことに思慮に富んだ主張であります。「ロータリアンはみんな青少年の模範であれ」。