ロータリー地域社会共同隊


ロータリーの世界的な奉仕活動やプロジェクトという装いに、また新しく加わったプログラムのひとつがロータリー地域社会共同隊です。これまで村落共同隊(あるいは都会でのロータリー社会奉仕共同隊)と知られていた、草の根的自助活動という新しい形式のプログラムは、1986年国際ロータリーのM.A.Tカバラス会長によって、村落、近隣、地域社会における生活の質を高める手段として始められました。しばしば人手がたくさんあるのに地域社会の改善という有益なプロジェクトを実施するために男性と女性の手を動員する方策がないことがあります。
 ロータリー地域社会共同隊は、ロータリー・クラブがスポンサーするグループで、奉仕プロジェクトを実施して自分たちの地域社会の手助けをしたいと願う人たちを対象にしています。ロータリアンはロータリー地域社会共同隊を指導し、励まし、組縮緬制および物的援助を供与します。これに対し、共同隊の方は自分たちの地域社会の手助けをする人手を提供します。このようにして、このロータリー地域社会共同隊はロータリアンが因っている地域社会に奉仕するための全く新しいやり方を提供しています。
 大都市の貧困地域では、これらの積極的な市民のグループは、自主自助の社会奉仕プロジェクトを実施するに当たってロータリアンの組織と管理の技能から益することができます。
 ロータリー地域社会共同隊のプログラムは、生活の質を向上させるための奉仕という概念に全く新しい広がりを与えるものです