この二つの非常に特別な表彰が、時たま、ロータリー財団管理委員会から、この財団に顕著な奉仕をされたロータリアンに授与されます。ロータリー財団の功労表彰状は、ロータリアンがロータリー財団のプログラムを推進し、それによって世界の人々の間の理解と友好関係の向上という財団の目標を前進させるために行つた意義ある献身的な奉仕を表彰するものです。
　二番目の表彰は、特別功労賞と呼ばれていますが、これはロータリアンのロータリー財団に対する卓越した奉仕記録がずっと広範囲な土台の上に地区の範囲を超えて広がり、長期にわたって継続しているものに贈られます。特別功労賞は、通常、功労表孝状をすでに授与されたロータリアンが国際理解の促進に継続的に捧げた努力を感謝するものです。
　これら二つのえり抜きの表彰は、金銭的な貢献に対するよりも、むしろ自分自身のからだで財団に奉仕し貢献する模範的な場合に授与されるものです。このような賞は、1年間で50件以上、財団管理委員会から授与されることはなく、功労表彰状は、毎年、1地区に対し1件が贈られるのみです。普通、功労表彰状の受領者は、その後2年以上経過するまで、特別功労賞の受賞者として堆薦される資格はありません。
　すべてのロータリアンにとって、ロータリー財団管理委員会による、この程度の高い表孝のひとつの受賞者に選ばれることは、まことに誇るべき栄誉であります。