会長の選出


毎年著名なロータリアンが国際ロータリーの全世界を代表する会長として選ばれます。この選択の手順はその2年前に始まりますが、先ず15人から成る指名委員会が世界の各地域から選ばれます。この指名委員会に出られる資格としては、このロータリアンは国際ロータリー理事を歴任し広範なロータリーの経験を持ち、そして世界のロータリー指導者たちとたくさんの知己を持っていなければなりません。
 指名委員会は会長候補として国際ロータリーの元理事達全員を考慮の対象とすることができますが、指名委員会のメンバーと現在の理事はその資格がありません。どのロータリー・クラブでも元国際ロータリー理事、一名の名前を委員会に出して対象に考慮してもらうことができます。
 指名委員会は9月に会合して会長ノミニーとなるべきロータリアンを選択します。その名前はすべてのクラブに発表されます。どのロータリー・クラブも12月1日以前に追加候補を提出することができますが、これはそれから世界のロータリー・クラブすべての1パーセント(約250クラブ)によって同意されなければなりません。もしそういう事態が起こつたら、郵便による投票によって票決が行われます。もし追加候補がクラブから提出されなかったら、指名委員会の選択した人が会長ノミニーとして公示されます。その時点から、この特別のロータリアンとその配偶者は、1年以上を準備に費し、それからの1年を国際ロータリー会長として全世界のロータリアンに奉仕します。